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暮らしの健康 ガスクッキングレシピ

今月のお薦め料理レシピ

カテゴリー別のお薦め料理レシピ


松隈紀生先生

プロフィール 松隈紀生先生
中村学園大学・短期大学部 教授
管理栄養士、調理師
著書:基礎と応用の調理学実習
料理雑誌、テレビ出演多数
松隈先生授業風景
今月のお薦め料理レシピ
美味しく健康をつくるガスクッキングレシピ
毎月その季節の旬な食材を使って、美味しく健康を育むレシピをコンセプトに考案しています。
今月はこのようなレシピをとりそろえてみました。
みなさん、どうぞ今回のレシピを参考に腕を振るってみて下さい。
9月のふるさとの味
1日350gの野菜を
免疫力を高めて健康に
節度ある
お酒の飲み方とは
炊き込み栗おこわ 里芋のとりそぼろあんかけ柚子味 きのこタップリ・免疫力アップ・パスタ 鶏手羽先の唐揚げ、香味ソースとともに
炊き込み栗おこわ
里芋のとりそぼろあんかけ柚子味
きのこタップリ・免疫力アップ・パスタ
鶏手羽先の唐揚げ、香味ソースとともに

1日350gの野菜をおいしく食べる 里芋のとりそぼろあんかけ柚子味
秋野菜のおいしい調理法
エネルギー
177kcal
塩分
1.5g
食物繊維
1.2g
秋はイモ類がおいしくなる季節です。
中でも里芋は9月から12月位までが最盛期です。
里芋のぬめり成分ムチンには胃の粘膜を保護し、消化機能の回復を促進する働きがあります。
また、水溶性の食物繊維であるマンナンが便秘を予防し、沢山含まれる カリウムが体内の余分なナトリウムを体外に出すため、高血圧の予防にもなります。
里芋のとりそぼろあんかけ柚子味
料理アドバイス

イモの表面が乾いた状態で皮をむくと、手がかゆくなりにくい。早めに水洗いしてザルにあげてかわかしておくとよい。
里芋を買う時は、なるだけ泥つきを買い、ひび割れしているものは避けた方が良い。
鶏ミンチは二度挽きでなくてもよい。
二度挽きを使うとこまかいそぼろになる。

<里芋のとりそぼろあんかけ柚子味>(5人分)
里芋 700g
 
【里芋煮汁調味(A)】
出し汁 400cc
砂糖 大さじ2
小さじ1/2
醤油 小さじ1
 
【とりそぼろあん(B)】
鶏ミンチ(二度挽き) 100g
炒め油 大さじ1 
出し汁 200cc
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ2
醤油 大さじ1
小さじ1
 
【水溶き片栗粉】
片栗粉 小さじ1+1/2
大さじ1
 
ゆず皮 1/3ヶ分
<作り方>
  1. 里芋は買ってきたらすぐ水洗いして泥を取り、ザルにあげてしばらく置き表面を乾かしてから、皮をむく。
  2. むいた芋を乱切りにして、塩で表面をみがき水洗いして、水から5分間茹で水洗いして、ザルにあげる。
  3. 鍋に里芋調味(A)を合わせ、(2)のイモを加え煮汁が半量になって、軟らかくなるまで中火で煮る。
  4. 鍋に油を入れ中火にかけ、鶏ミンチを入れ箸3〜4本でそぼろになるようによくかき混ぜながら炒める。ミンチがそぼろになったら、だし、みりん、砂糖、醤油、塩を加え強火にして、沸騰してきたら水溶き片栗粉でトロミをつける。
  5. 器に汁気をきった(3)のイモを盛り、上からそぼろあんをかけ、柚子皮の千切りを散らす。