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今月のお薦め料理レシピ

カテゴリー別のお薦め料理レシピ


松隈紀生先生

プロフィール 松隈紀生先生
中村学園大学・短期大学部 教授
管理栄養士、調理師
著書:基礎と応用の調理学実習
料理雑誌、テレビ出演多数
松隈先生授業風景
今月のお薦め料理レシピ
美味しく健康をつくるガスクッキングレシピ
毎月その季節の旬な食材を使って、美味しく健康を育むレシピをコンセプトに考案しています。
今月はこのようなレシピをとりそろえてみました。
みなさん、どうぞ今回のレシピを参考に腕を振るってみて下さい。
3月のふるさとの味
1日350gの野菜を
子供の食と健康
カルシウムを
バランスよくとる
さくら餅 サワラのXO醤炒め 子供が好きな『イチゴ大福』 海の幸のおこげ料理
さくら餅
サワラのXO醤炒め
子供が好きな
『イチゴ大福』
海の幸のおこげ料理

カルシウムをバランスよくとる 海の幸のおこげ料理
カルシウムの吸収をよくする効果的な調理法!!
エネルギー
285kcal
塩分
1.1g
食物繊維
0.1g

体内に効率よくカルシウムを吸収させるためには、カルシウムの他にビタミンDやたんぱく質、リン、マグネシウム、他いろいろな栄養素が必要となります。
その中でも特にビタミンDは、干し椎茸にたくさん入っていますが、生椎茸を使う時でも半日かさの裏側を上にして天日に干して使うことで、ビタミンDの量がアップします。
さらに、たんぱく質もカルシウムの吸収をよくしますので、魚介類(又は肉類)、きのこ類、野菜類の組み合わせた料理をためして下さい。

海の幸のおこげ料理
料理アドバイス

魚介類はお好みで材料を代えて下さい。 揚げたての熱いおこげにアンをかけるとジュージューという音がして食欲をそそります。
おこげは本来、ご飯を炊いたときに釜の底に残ったものをカラカラに干して料理に使ったものです。

<海の幸のおこげ料理>
(5人分)
おこげ(5cm角)
市販品
10枚
揚げ油 適量
カレイ(上身) 100g
イカ(上身) 100g
無頭エビ(冷凍) 5尾
大さじ2
サラダ油 大さじ2
 
【魚介類の下味】
A--
  塩 小さじ1/4
  胡椒 少々
  酒 15cc
--
 
片栗粉 大さじ2
溶き卵 大さじ1
サラダ油 大さじ2
ロースハム 1枚
ゆで筍 50g
生椎茸(M)
(半日干したもの)
3枚
グリンピース(冷凍) 20g
白葱 5cm長さ1本
生姜 5g
 
【仕上げのあん】
B--
鶏がらスープ 800cc
醤油 大さじ1
薄口醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1.5
大さじ2
小さじ1/5
胡椒 少々
--
 
【水溶き片栗粉】
片栗粉 大さじ3
鶏がらスープ 大さじ4
<作り方>
  1. カレイの上身は3cm長さのそぎ切り、イカ上身は花切りして水洗いをし、一口大に切る。 エビは殻をむいて包丁で背ワタをとり2つに切る。
  2. ロースハム、生椎茸は1.5cm位のひし形切り、筍は3cm長さの短冊切りにする。
  3. 白葱、生姜は1cm角の薄切りにする。
  4. (1)にAで下味をし,、片栗粉、溶き卵、サラダ油の順に混ぜ合わせ、サッとゆがいてザルにとる。
  5. 鍋に油大さじ2を入れて(3)の葱、生姜を入れて香りを出し、椎茸、筍を炒め仕上げのBの調味料を加えて(4)の材料を全部入れ、味をみて水溶き片栗粉でトロミをつけ、最後にグリンピース、酢を加える。
  6. (5)のあんの仕上がりのタイミングをみておこげを揚げ、上から熱いあんをかけて供する。