木の子のリゾット・トマト添え |
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フィトケミカルを多く含む食材(その1) | エネルギー 355kcal |
塩分 0.6g |
食物繊維 0.4g |
抗酸化物質を多く含む食材(その1)
がんによる死亡を減らす対策としては、第1に「がんにかかる確率を減らすこと」(一次予防)、第2に「検診による早期発見・治療」(二次予防)が重要です。
がんの発生要因は30%が生活習慣、30%が喫煙、5%が運動不足、3%がアルコールとなっており、これら68%はいわゆる生活習慣です。
1994年、米国国立がん研究所により、がん抑制効果のある植物性食品および野菜が発見されました。
これらの食品、野菜類には抗酸化活性の強いフィトケミカルが含まれています。
このフィトケミカルを含む食品、野菜類を食事として摂ることで、発がん過程で起こる遺伝子変更を阻止し、がんの発症を未然に防ぐ、あるいはがんの発症を遅らせることができるのです。
次回ではフィトケミカルを含む食品、野菜類を紹介します。
料理アドバイス
リゾットを作るときに米を洗ってしまうと米の中心までやわらかくなり、イタリア料理のアルデンテ(歯ごたえが少し残るくらい)に仕上がりません。もう1つのポイントは、必ず熱いブイヨンを入れて煮ることです。塩の量は味をみながら加えましょう。
<木の子のリゾット・トマト添え>(5人分) |
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米(洗わない) | 0.8カップ |
玉葱(ミジン切り) | 50g |
ニンニク(ミジン切り) | 1/2片 |
ベーコン(ミジン切り) | 1枚 |
生椎茸(5ミリ厚さに切る) | 80g |
本しめじ (根元を切り小房にする) |
80g |
ポルチーニ茸(乾) | 4g |
水 | 100cc |
(水に1時間つけてもどし、もどし汁も加える) | |
白ワイン | 200㏄ |
プチトマト(4つ切り) | 10個 |
チキンコンソメ | 1個 |
湯 | 800㏄ |
オリーブ油 | 大さじ3 |
塩/胡椒 | 各少々 |
バター | 大さじ1 |
パルメザンチーズ | 大さじ3 |
<作り方>
- 鍋を中火にかけてオリーブ油を熱し、玉葱、ニンニク、ベーコンを入れて炒める。
- 次に椎茸、しめじ、ポルチーニ茸をいれ軽く塩、胡椒をして炒める。
- ②に米を入れて半透明になるまで炒め、白ワインを加えて煮詰める。
- ③に米がつかる位の熱いブイヨンとポルチーニ茸のもどし汁を入れて、時々混ぜながら17~20分煮る。途中汁がなくなったら、ブイヨンを少しずつ入れる。
- 米の芯が少し残る位(アルデンテ)に仕上げ味を調え、バター、パルメザンチーズ、プチトマトを入れて混ぜあわせて仕上げる。