カサゴと博多つぼみ菜 |
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減塩する調理の工夫(その1) | エネルギー 364kcal |
塩分 1.1g |
食物繊維 0.0g |
じゃがいもを例にすると、①潰してマッシュポテトやポテトサラダを作った時は塩分濃度を0.7~0.9%程度にしなければ塩味を感じない。②角切りにしてマゼドアンサラダ(材料を全部1cm角に切る)にすると0.6~0.8%程度の塩分濃度でおいしく食べられる。つまり細かく切れば表面積が広がり、塩を多く使わなければ塩味を感じないが、大きく切って表面に塩味をつけると塩分量が少なくても塩味を感じて美味しく食べられる。その理由は、材料全体に塩を混ぜるより表面に味をつけると口に入れた時に塩味を素早く感じるため塩分が少なくてもおいしく感じる。
料理アドバイス
揚げ物料理のおいしさは使用する油の香りと味を楽しむことにある。揚げ油全体量に対して1割程度のゴマ油を加えるとゴマ油の香りがして一層おいしくなる。
<カサゴと博多つぼみ菜>(5人分) |
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カサゴ | 5尾 |
塩 | 小さじ1 |
酒 | 大さじ1 |
片栗粉 | 大さじ7 |
博多つぼみ菜 | 2.5個 |
レモン | 1/2個 |
揚げ油(サラダ油、ゴマ油) | 適宜 |
【天ぷらの衣】 | |
天ぷら粉 | 大さじ3〜4 |
水 | 大さじ2 |
<作り方>
- カサゴはウロコ、エラ、内臓、血合いを取り、水洗いをして水気を拭き取る。両面に切り目を入れ、塩と酒で下味をつけ10分間置き、片栗粉を全体にまぶして揚げる。
- つぼみ菜はさっと水洗いしてタテ4つに切り、天ぷらの衣をつけて揚げる。
- カサゴのから揚げとつぼみ菜の天ぷらを盛り、レモンを添える。