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中村学園大学・短期大学部 教授
管理栄養士、調理師
著書:基礎と応用の調理学実習
料理雑誌、テレビ出演多数 |
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山笠の直会と料理
山笠が動き始める7月10日から、博多の女性は『山笠の炊き出し(料理)』を作らなければならない。もともと直会(なおらい)という言葉は神事が終わった後で、神酒やお供え物を下していただく酒宴のことである。
まさしく山笠は神事の行事なのである。以前は博多のごりょんさん(商家の奥さん)が作った手作り料理で、枝豆、から揚げ、カマボコ、ウィンナー、ゆで卵、カボチャの煮物、おむすび、かしわごはん、タクアンなど手でつまんで食べやすい形に作り、鉢盛りにして出していた。
現在は少しずつ手作りが減り、仕出し屋からの食べ物も多くなってきた。 |
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直会の時の料理
<鉢盛り>
から揚げ
ウィンナー 紅白カマボコ 卵焼き 枝豆 他
(ソーメンやかしわごはんのおにぎり、漬け物、スイカ
など季節の食べ物を用意する) |
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