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中村学園大学・短期大学部 教授
管理栄養士、調理師
著書:基礎と応用の調理学実習
料理雑誌、テレビ出演多数
お薦めメニューへもどる
毎月その季節の旬な食材を使って、美味しく健康を育むレシピをコンセプトに考案しています。
今月はこのようなレシピをとりそろえてみました。
みなさん、どうぞ今回のレシピを参考に腕を振るってみて下さい。
3月のふるさとの味
逆流性食道炎に
ならないために
貧血を予防する
生活習慣病を予防する
和布蕪とろろ
小田巻き蒸し
三色そぼろ丼
黄桃のかるかん
和布蕪とろろ
エネルギー
78kcal
塩分
0.8g
食物繊維
1.6g
志賀島は干しワカメや塩ワカメの生産で有名であるが、春先に島の人がよく食べるのが『メカブ』ワカメの茎のフリルのような形をしたものである。大きいまま熱湯を通し、きれいな緑色になったら、水にとり冷ます。たたくようにみじん切りにすると粘りが出てくる。 汁物の椀種や酢醤油を混ぜて、食べたり熱いご飯の上にかけて食べる。鮮烈な磯の香りがしておいしい。
動脈硬化防止によいと人気集中の海草である。
料理アドバイス
包丁で切るときは、細かく切ること。海草にはミネラルや水溶性の食物繊維が豊富に入っている。
<和布蕪とろろ>
(5人前)
めかぶ
300g
出し
100cc
ポン酢醤油
60cc
新生姜
20g
<作り方>
メカブはよく水洗いをし砂などを落とし、包丁で細かくたたき切りにする。 (量が多きときはフードカッターにかけるとよい) 新生姜は細くせん切りにして針生姜にする。
ボールにメカブを入れ、粘りが出るまで混ぜ、熱い出しを加えてさらに混ぜる。 次にポン酢醤油を入れて混ぜ合わせる。
器に(2)のメカブとろろを盛り、上に針生姜を飾る。
*あたたかいご飯の上にのせてもよい。