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暮らしの健康 ガスクッキングレシピ

今月のお薦め料理レシピ

カテゴリー別のお薦め料理レシピ


松隈紀生先生

プロフィール 松隈紀生先生
中村学園大学・短期大学部 教授
管理栄養士、調理師
著書:基礎と応用の調理学実習
料理雑誌、テレビ出演多数
松隈先生授業風景
今月のお薦め料理レシピ
美味しく健康をつくるガスクッキングレシピ
毎月その季節の旬な食材を使って、美味しく健康を育むレシピをコンセプトに考案しています。
今月はこのようなレシピをとりそろえてみました。
みなさん、どうぞ今回のレシピを参考に腕を振るってみて下さい。
12月のふるさとの味
ガンにならないために
肝臓を健康にするには
生活習慣病を予防する
すき焼き風ホルモン鍋 冬至ぜんざい さつま芋とリンゴの重ね煮 タイのフワフワ衣揚げ
すき焼き風ホルモン鍋
冬至ぜんざい
さつま芋とリンゴの重ね煮
さそってりれタイのフワフワ衣揚げ

ガンにならないために 冬至ぜんざい
各野菜のがんに対する効果!!
エネルギー
176kcal
塩分
0.2g
食物繊維
0.2g
野菜には、発がんのリスクを低減させる抗変異原性という生理的機能をもった物質を含んでいます。これは発がんの原因となる細胞の発がん物質の生成や作用を抑える機能で、ほうれん草、キャベツ、かぼちゃ、カリフラワー、しょうが、トマト、にんじん、ブロッコリーなどその他多くの野菜で効果が証明されています。 ほうれん草(がん細胞増殖抑制、各種白血病細胞の増殖阻害)、キャベツ(発がん抑制)、かぼちゃ(肝臓がん抑制)、カリフラワー(食道がん抑制)、しょうが(腹水がん転移抑制)、トマト(乳がん抑制)、にんじん(肝がん細胞転移抑制)、ブロッコリー(化学発がん抑制)。
冬至ぜんざい
料理アドバイス

小豆が完全に軟らかくなってから砂糖を2〜3回に分けて加え甘味をつける。一度に砂糖を加えると小豆が硬くなってしまいます。 冬至は一年中で日照時間が最も短い日で、この日に保存しておいたカボチャを料理して食べ、ビタミン不足を補ったりユズ湯に入り無病息災を願う風習です。

<冬至ぜんざい>
(5人分)
あずき(中納言)
( 1人分35~40g)
150g
砂糖 150g
1g
 
【水溶き片栗粉】
片栗粉 大さじ1
大さじ2
 
【白玉】
白玉粉 150g
砂糖 10g
140cc
 
西洋かぼちゃ 100g
<作り方>
  1. 小豆はきれいに洗い4〜5倍の水を鍋に入れ火にかける。沸騰したら3分間ゆで、ゆで汁を捨てる。
  2. (1)の小豆を鍋に入れ5倍ほどの水を加えて中火にかけ沸騰したら弱火にし、40〜50分ほど煮る。(途中ゆで汁が少なくなったらさし水をする) 小豆が軟らかくなったら、砂糖を2〜3回に分けて加えながら煮る。 分量の塩を加えて甘味を調節する。最後に水溶き片栗粉で少し濃度をつける。
  3. ボールに白玉粉と砂糖を入れ水を120ccだけ加えてこねる。 最後は耳たぶくらいのかたさになるまで水を少しずつ入れてこねる。
  4. (3)を小指大に丸め、中心をおして熱湯に入れてゆでる。 浮き上がって1分間ゆで、水にとる。取り上げてぜんざいに入れる。
  5. かぼちゃはところどころ皮をむき1cm角に切り、軟らかくゆがきぜんざいに入れる。