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中村学園大学・短期大学部 教授
管理栄養士、調理師
著書:基礎と応用の調理学実習
料理雑誌、テレビ出演多数
お薦めメニューへもどる
毎月その季節の旬な食材を使って、美味しく健康を育むレシピをコンセプトに考案しています。
今月はこのようなレシピをとりそろえてみました。
みなさん、どうぞ今回のレシピを参考に腕を振るってみて下さい。
1月のふるさとの味
1日350gの野菜を
免疫力を高めて健康に
健康になる
料理と食べ方
福入り雑炊
かぶの生ゆばあんかけ・ゆずの香り
屠蘇肴(祝い肴)三種
のし鶏
福入り雑炊
エネルギー
310kcal
塩分
0.1g
食物繊維
0.1g
1月4日の朝博多では福入り雑炊を食べる。
元旦から3日まで神様、仏様に供えた小もちをさっと水洗いして、正月料理の残りの材料と一緒に雑炊を作る。
神様に供えたものなので福があるという雑炊であるが、これは正月用に用意した食材を無駄なく使い、物を粗末にしてはいけないという先人の教えである。
料理アドバイス
少し薄味に仕上げて、食べる時にポン酢などをそえるとよい。
<福入り雑炊> (5人分)
冷ご飯
500g
小もち
5個
塩ブリ(切り身)
5切れ
かまぼこ
5切れ
がめ煮の残り野菜
適宜
【煮汁】
だし
600cc
塩
小さじ2/3
酒
小さじ1
薄口醤油
小さじ1
<作り方>
冷やご飯はザルにとり、水洗いをしてほぐしておく。
小もちは水から中火で軟らかくゆでる。
だしの中に調味料と(1)のご飯を入れ、中火で10分位煮る。次にブリなどの食材を加え 軟らかくなったもちを加えて仕上げる。