5月のふるさとの味：あぶってかも：ツバメガスフロンティア料理レシピ集

中村学園大学・短期大学部　教授
管理栄養士、調理師
著書：基礎と応用の調理学実習
料理雑誌、テレビ出演多数

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毎月その季節の旬な食材を使って、美味しく健康を育むレシピをコンセプトに考案しています。今月はこのようなレシピをとりそろえてみました。みなさん、どうぞ今回のレシピを参考に腕を振るってみて下さい。
5月のふるさとの味	生活習慣の改善で糖尿病を防ぐ方法	内臓脂肪を徹底的に減らす方法	野菜で生活習慣病を防ぐ方法

あぶってかも	あさりのしぐれ煮	豚ヒレのコートレット	あっさり野菜の塩味炒め

魚の名前は『スズメダイ』。

エネルギー
135kcal

塩分
2.3g

食物繊維
0g

体長10cm位の小魚で、昔は『かじきり』ともよばれて、船の舵(かじ)がきれないほど沢山いた。3月から6月にかけてとれ、今の時期は腹いっぱいに卵がつまり脂がのっておいしい。
『あぶってかもう』あるいは『あぶって食べるとカモの味がする』ことからこの名がついた。
塩をまぶして一晩おいてウロコのついたまま焼き、レモン汁をしぼって食べると酒の肴にも、朝食のおかずにもおいしい。

料理アドバイス

オーブントースターや魚焼き器、天火は魚を入れる前に火をつけて温度を上げてから魚を焼くとジューシーな焼き上がりになる。

＜あぶってかも＞（5人前）
スズメダイ	10尾

軽く塩をふって５～６時間おく　レモンくし形切り　５切れ

＜作り方＞

塩をなじませたスズメダイをウロコのついたまま250℃のオーブントースターか魚焼き器、又は天火で、表面に焦げ色がつくまで両面焼く。レモン汁をしぼって焼きたてを食べる。　　
ウロコもしゃりしゃりになるので、ウロコごと身をたべるとよい。